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アイコンケースのコネクテッド時計

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機械式と二刀流したい
アイコンケースのコネクテッド時計

同じグループ傘下にあるウブロとタグ・ホイヤーは、ともにコネクテッドウォッチでも人気を博す。その外観は、各メゾンを代表するビッグ・バンとカレラをなぞらえ、アナログ時計画面にすると機械式を身に着けているかのよう。各最新作は、ケース素材にも凝った。

タグ・ホイヤー
タグ・ホイヤー コネクテッド ブライト ブラック エディション

軽量にして豪華

チタンケースはDLCで黒に、セラミックベゼルはラッカーでゴールドに染め、コネクテッドがラグジュアリーに。径45mm。チタンケース。ラバー+カーフストラップ。30万2500円(完売)。問い合わせ:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー

ウブロ
ビッグ・バン e ホワイトセラミック

白×黒の日本限定

シリーズ初の日本限定は白いセラミックケースでモノトーンな装いに。クロノなど8つのアナログ画面が選べる。年内オンライン限定販売。径42mm。セラミックケース。ラバーストラップ。68万2000円。問い合わせ:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ

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ゼニスは、2010年代前半とはいろいろな意味で異なるブランドになっている。

製品面では、クロノマスター、デファイ、エリート、パイロットの各コレクションがあり、コアラインはより合理的になった。エスパーダのような棲み分けのないランダムなリリースや、アカデミーのような単一の価格帯で運営されていたコレクションは存在しないのだ。

2017年にゼニスに入社したトルナーレ氏にとって、ブランドの中核となる製品の合理化は大きな目標であった。

「私が入社した当時、エリートコレクションにはエル・プリメロムーブメントを搭載したクロノグラフがありました」と、トルナーレは言う。「そして、エリートムーブメントを使った3針のエル・プリメロモデルもありました。クロノマスターとは、"マスター・オブ・クロノグラフ "という意味です。そのコレクションに3針モデルを入れても、それは意味がないのです。デファイはその先を行っています。3針でもいいし、クロノグラフでもいい。もっと高度な複雑機構でもいいんです」。

ゼニスは、世界中で新しい小売店の扉を開き、急成長している。最近はマカオ、ドバイ、北京といったホットなショッピングエリアで、新しいブティックや小売店が誕生。また、2021年の成功を背景に、ゼニスは需要に見合った生産能力の増強も計画している。

そして、その中心にいるのがデファイなのだ。

しかし、このコレクションが誕生するまでには時間がかかったことは確かで、進化の初期には社内で悲観的な意見もあったようだ。

「2017年にデファイをリニューアルしたとき、このようなものを復活させることにかなり懐疑的でした」とマリエッタ氏は言う。「それは、私と私の個人的なデザインの境界を押し広げるものでした。でも、デファイには実にさまざまなバリエーションがあることに気づきました。色や動きで遊んでもいいし、複雑にしてもいいし、リバイバルをやってもいい。コレクションには、実に多くの側面があるのです。クロノマスターは、もう少しフォーマルなイメージ。すべてがクロノグラフなので、デファイほどクリエイティブにはなれません。過去と現在の架け橋になれると楽しいですね」。

ゼニス デファイ エルプリメロ21 95.9002.9004/78.M9000

ゼニスが誇るエル・プリメロを搭載したニューモデル、「デファイ エルプリメロ21」。

エル・プリメロの持つ36000振動を最大限に活かした1/100秒クロノグラフモデルとなり、センターに設けられた秒針は一秒で一回転します。

3時位置に30分積算計、6時位置に60秒カウンター、そして9時位置はスモールセコンドの配置となります。さらに12時位置にはクロノグラフのパワーリザーブインジケーターを設けています。

実生活では必要な場面はほとんどないオーバースペックなクロノグラフですが、是非一度1/100秒計の回転速度をご覧ください。